2015/06/23

SLR Magic Anamorphot 2xで撮影した動画をまとめる

KIPONのAF対応マウントアダプターを手に入れたので、Canonの40mmでいそいそと夜の渋谷へ撮りに行ったのですが、残念ながら良好な結果が得られませんでした。
パンケーキの40mmならサイズが抑えられると思ったのですが・・・
糸巻き型の歪曲が発生し、絵の両端が劣化します。
右の電柱が曲がっている
絵の両端が流れる
やはり、仕様どおりにマイクロフォーサーズの場合は35mmのレンズが最適のようです。

せっかくなので、これまで様々なレンズを使用して撮影した動画をまとめてみました。
これまでに作成した動画は、4:3のアナモルフィックで撮影した3328x2496の映像を縦方向に50%縮小した3328x1248=2.66:1のアスペクトレシオでした。
今回は、現在のシネマスコープの標準である2.39:1のアスペクトレシオで2982x1248のサイズにしています。また、Adobeの2アップデートでPremiere Proに追加されたLumetriカラーも使用してみました。Lightroomと同様な設定でコントラストやハイライトなどを調整できます。
右上がLumetriカラーの設定
以下、これまでにAnamorphot 2xと組み合わせて使用したレンズについて、簡単に書いておきます。
OLYMPUS の25mmの場合は、樽側の歪曲が目立ち、絵の両端が劣化します。
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8
SIGMAの30mmの場合は、OLYMPUSの25mmより歪曲が改善されますが、やはり絵の両端が劣化します。
SIGMA 30mm F2.8 DN
SIGMA 30mm F2.8 DN
SIGMA 30mm F2.8 DN
SIGMA 30mm F2.8 DN
SLR Magicの35mmは、色収差が目立ち、中央付近以外の絵が劣化します。買って後悔したレンズは久しぶりです。
SLR Magic 35mm T1.4 Cine Mark II
Panasonicの35-100mmは、35mmを使用すれば問題ありません。35mm以上の焦点距離だと徐々に絵の両端が劣化し始めます。また物理的にも長くなってしまいます。
Panasonic LUMIX G X VARIO 35-100mm/F2.8
Canonの35mmは問題ありません。今後はこれを使うことになると思います。
Canon EF35mm F2 IS USM
Canon EF35mm F2 IS USM
Canon EF35mm F2 IS USM
Canon EF35mm F2 IS USM

SLR Magic Anamorphot 2x Tokyo and Yokohama

 camera : Panasonic GH4
lens : OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8
lens : SIGMA 30mm F2.8 DN
lens : SLR Magic 35mm T1.4 Cine Mark II
lens : Panasonic LUMIX G X VARIO 35-100mm/F2.8
lens : Canon EF35mm F2 IS USM
lens : Canon EF40mm F2.8 STM
music : Where The Roads Cross by Anne Davis
http://www.jamendo.com/en/track/1107410/where-the-roads-cross
LUT : VisionColor ImpulZ(http://www.vision-color.com/impulz/) Kodak Vision3 50D 5203 (DP) @night
      DELUTS(http://www.deluts.com/) Liverpool @day



2015/06/15

ゆりかもめ市場前駅の周辺で豊洲新市場の建設風景を撮る

2016年11月の豊洲新市場開業に向けて、大規模な工事が行われている市場前駅周辺で建設風景をタイムラプスで撮影しました。ちなみに、市場前付近はコンビ二などはなく、駅の自販機で飲み物が買えるだけです。これから、わざわざ見に行こうという人は注意してください。
一番面白い動きをしていたはたらく車
サンドコンポーザーという地盤改良の機械のようです
各建物のは骨組みがかなり出来ている状態で、もうちょっと早い時期に来ればよかったかなとは思いましたが、これだけの規模の工事はなかなかお目にかかれません。クレーンが並んでわらわらと動く様子はかなり壮観です。

市場前駅周辺の道路からだと工事現場を囲う壁や建設中の建物自体にさえぎられ、はたらく車の見えるポイントが限られるため、周辺の橋の上などに回りこんで撮影しました。橋の途中は横断歩道もないため、反対側へ渡るだけでも大回りする必要があり、橋と橋の間の距離もかなりあるので撮影ポイントの移動のため、やたら歩くことになります。
有明テニスの森に向かう橋の上から見て左手が水産卸売場棟
右手が青果棟になるらしい
有明スポーツセンターに向かう道路から
GH4で広角、A7Sでチルトシフトの2台で並行して撮影していますが、橋の上は大型車が通るたびにかなり揺れるため、一部、編集時にスタビライズをかけました。
GH4はゴリラポッドで欄干に固定
3カットある曇り空のシーンは、先週撮影したものです。雨がぱらついていましたが、久しぶりにいい感じの雲の動きがが撮れました。
向かい側に見えるのが築地に通じる橋

梅雨入り後は暑さも増して日中の外での撮影が厳しくなってきたので、これからは展望台か夜間の撮影が多くなりそうです。

Under Construction Toyosu new market
camera : Panasonic GH4
lens : OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
lens : SAMYANG 7.5mm F3.5 Fish-eye
camera : SONY A7S
lens : Nikon Ai AF Zoom-Nikkor 24-85mm f/2.8-4D IF
mount adapter : ARAX TILT adapter for use Nikon lenses on Sony NEX
music : sietch kids save us by Williamson
https://www.jamendo.com/en/track/147716/sietch-kids-save-us



2015/06/08

春に撮影したタイムラプスをまとめる

3月から5月にかけて撮影したタイムラプスをまとめて動画にしました。昨年は屋外での撮影はチルトシフトがメインだったのですが、今年は普通のタイムラプスを中心に撮影しようと思います。
渋谷ハチ公前の桜
夏になると暑く、冬は寒い上に雲が期待できない日が多くなってしまうため、日中は今の季節か秋頃が撮り時です。しかし、天候と雲の動きが動画の出来に直結するため、運を天に任せるしかありません。木曜ぐらいになると週末の天気はどうだろうかと、そわそわし始める今日この頃です。

これまで、東京や横浜のメジャーな場所しか撮影していないため、面白そうな場所を探しながら撮影していこうと考えていて、3月には以前から気になっていた根岸の競馬場跡に撮りに行きました。今の時期は緑の蔦にかなり覆われているようで、折を見てまた撮りにいこうかと思います。
寂れた感じがとてもステキ
前は公園
後ろは米軍施設で回りこめない
品川のビル群もこれまで撮ったことがありませんでした。撮影当日は雲が途中でいまいちになってしまったため、思ったように撮れていません。
ビルの窓ガラスに映る雲
八ツ山橋のところから
X字型の昭和通り銀座歩道橋での撮影も、今回初めてです。歩道橋で撮影していると揺れが気になるのですが、人通りは思ったより少なかったです。
リコーの本社ビル
いつものようにミラー反転
撮影は、GH4かA7Sで超広角を、並行してRX100M3で35~50mmで撮るといったパターンが多いです。
かなり無理やりな角度
今度の週末は、新豊洲市場の建設が進む、市場前駅周辺での撮影を予定しています。先日、ちょっとだけ撮影しておきました。
雲とクレーンがぐんぐん動く

Sakura, Clouds, Light Trace

camera : Panasonic GH4
lens : OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
camera : SONY RX100M3
camera : SONY A7S
lens : SONY FE 16-35mm F4 ZA OSS
music : Another World by Julien Lussiez
https://www.jamendo.com/en/track/1052798/another-world



2015/05/26

SLR Magic Anamorphot 2xで撮影を続ける

Anamorphot 2xでレンズを換えて撮影を続けましたが、結局、マイクロフォーサーズでは推奨どおりの35mmあたりが適切であることが分かりました。1.33xのAnamorphotでは20-85mmと使用できる焦点距離に幅があったのですが、2xでは許容される焦点距離の幅が狭くなってしまっています。
以下がPanasonicの35-100mmを使用し、35mm、50mm、70mmで撮影したものですが、50mmあたりから絵の両端の劣化が目立ち始めます。
35mm

50mm
70mm
ちなみに、同梱されたマニュアルによると、
25mm focal length can be used for S16 sensor.
35mm focal length can be used for mFT sensor.
50mm focal length can be used for S35 and APS-C sensor.
75mm focal length can be used for Full Frame sensor.
が推奨される焦点距離となっていました。
EOSHDのプロトタイプ評価で25mmから使えると書いてあったため、いろいろ試してみたのですが、最終プロダクトで仕様が変わってしまったのか、無駄なあがきだったようです。

なお、レンズの光学特性の粗が目立ちやすくなるため、35mmでも色収差や周辺画質の低下がはっきりと出てしまうレンズがあります。せっかくSLR Magicのレンズを新規に購入したのに、残念すぎる結果となってしまいました。
SLR Magic 35mm T1.4 Cine MarkII
SLR Magic 35mm T1.4 Cine MarkII
以下の動画が、SIGMA 30mmとSLR Magic 35mmで撮影したものです。SIGMA 30mmはOlympus 25mmより歪曲は減りますが、映像の両端で乱れが残りました。SLR Magic 35mmは色収差が目立ち、レンズ中央部を除いて画質が低下しました。


この結果から、まともな35mmのレンズで試そうと、Panasonicの35-100mmとCanonの35mm F2で撮影しました。
Panasonic 35-100mm f2.8
Canonの35mm F2では、絞り羽根付きのKIPONのマウントアダプターを使いました。
Canon 35mm
なお、Canonの35mmはフィルター径が67mmのため、Anamorphotwo取り付ける際は67→62mmのステップダウンリングを使う必要があります。
ステップダウンリングが必要
Canon 35mm
Canon 35mm
Canon 35mm
Panasonic 35-100mm
Panasonic 35-100mm
Panasonic 35-100mm
撮影結果は良好でしたが、どちらもレンズが物理的に長すぎます。
このため、Canonの40mmを試したいのですが、今回使用したKIPONのマウントアダプターはEF-Sレンズが使用できません。最近発売された爆速AF対応のアダプターが入荷待ち状態のため、入手でき次第、試そうと思います。

SLR Magic Anamorphot 2x(GH4 4:3) Test part 3
camera : Panasonic GH4
lens : LUMIX G X VARIO 35-100mm/F2.8 @day
lens : Canon EF35mm F2 @night
music : Evasion by Julien Lussiez
https://www.jamendo.com/en/track/1002170/evasion




2015/05/15

SLR Magic Anamorphot 2xを先行入手

GH4のファームウェアver2.2でアナモルフィック撮影用の4:3のアスペクト比がサポートされ、SLR MagicのAnamorphot 2xもプレオーダーとなったので、早速メールで申し込んで購入してみました。もしかしたら、日本での購入第一号かもしれません。
フィルター径は77mm
同梱されたマニュアルを見てみると、マイクロフォーサーズでは35mm以上のレンズで絞りはF4以上での撮影が推奨されています。手持ちに適当な35mmのレンズがなかったため、今回はolympusの25mm F1.8で撮影してみました。

横方向に1/2に絵が圧縮されるため、ピント合わせが難しいかなと懸念していたのですが、それほど苦労はしません。

撮影時の絵(4:3)
なお、1.33と同様に撮影距離に応じて調整するNORMAL/NEARと書かれたダイヤルが付いています。マニュアルには8m以上でないとNORMALのポジションは使えないと書いてあり、ちょっとビビッていたのですが、8mも離れていなくてもNORMAL位置でピントを合わせることが出来ました。

動画として編集する際には、元の絵を横に2倍に引き伸ばすか、縦に1/2に縮めることで正常な絵に戻します。今回の動画では、解像感を重視して縦方向に1/2にしています。
編集で縦方向に1/2に縮める
撮影時の絞りはF4以上が推奨されていますが、今回は夜だったこともあり、あえてF2.8を多用して撮影してみました。幸いにも画質の劣化が気になるような点はありませんでした。
F2.8で撮影
ただし、推奨よりも広角のレンズを使用したため、絵の歪曲が目立つ結果となりました。
手前の柵のところが分かりやすい
アナモルフィックなアダプターでは多少は歪曲が発生するのが特徴でもあるのですが、ちょっと目立ちすぎのようです。これを機にSLR Magicの35mmのレンズとSIGMAの30mmを購入しました。

SLR Magicの35mmとSIGMAの30mm
以前の1.33xが300g以下の重量だったのに対して、2xでは500gを超えています。また、長さもバイトなっています。
1.33にくらべ長さは倍
マニュアルでもレンズやマウントのダメージを防ぐためにレンズサポートの使用が推奨されています。いずれ使うかもしれないと購入しておいたBarely Rigが役立つ時が来ました。

2xがかなり大きく重くなってしまったため、SIGMAの30mmで少しでもコンパクトで軽くいけることを期待しています。

ちなみに16:9で撮影すると、最終的には3.55:1の超クールな絵になります。ただし、25mmでは4隅がけられました。
4:3で2.66:1
16:9で3.55:1
取り急ぎ撮影サンプルということで、それぞれのアスペクト比で動画を作っておきました。