PENTAX Q 誤解される小さな女王

レンズ交換式コンデジなのに、なぜかGF3やPENのマイクロフォーサーズやAPS-CのNEXと比較されて、ちょっとかわいそうなPENTAX Q。こいつのライバルはミラーレス一眼ではなく、コンデジ、ケータイカメラ、そしてiPhoneなのに誤解されてます。

6/23の発表直後から仕様を確認し、
・インターバルタイマが内蔵されている
・連写の開始停止がリモコンで制御できる
・160°という微妙な画角ながらも魚眼が用意されている
・50%縮小サイズであれば十分な画質である
ことを確認し、ダブルレンズキットに3本のユニークレンズと予備のバッテリー1本を追加し、その日の内に予約をしました。現在、バッテリーのみ到着してますw。

ちなみに、発表の直後imaging resourceには50%縮小でサンプル画像が置いてあり、それを参考にしたのですが、PENTAXから困るよと言われたようで現在は削除されています。
http://www.imaging-resource.com/PRODS/PENTAXQ/PENTAXQA.HTM
このカメラがどういうものであるかを、最も端的に表した写真
imaging-resource.com

ユニークレンズシリーズとして用意されている3本の交換レンズは、いずれもマニュアルフォーカス、絞り固定という超割り切り仕様で価格を抑えています。PENTAX公式で用意されているイメージシミュレータで、交換レンズのタブを選択すると04 TOY LENS WIDEには、
トイカメラのようなゆるい写真が撮れる
広角レンズ、周辺光量落ち等の表現が
ねらえる遊べるレンズです。
という、今までカメラメーカーで見た事のないような説明が...PENTAXの社内では「こんなの出して、クレームにならないのか」といった議論もあったのではないかと、勝手に想像。

強気の価格設定と言われてますが、原価、開発費に対して出荷台数をそれほど見込んでいないため、高くせざるを得ないというのが実態だと思います。

また、震災の影響もあり、初回出荷台数も少ないはず。気になるけど、こんな高いの買えないよな」と思っている人でも、マグネシウム合金のコンパクトなボディを店頭で手にした瞬間に欲しくなるのは確実。欲しいときに手に入らないという悲しい事態を避けるために、今のうちに予約することをお勧めします。

発売は8/5頃のようでまだ先ですが、微速度撮影してるときの周囲の撮影や、魚眼とマンフロットのMODOPOCKET797をつけて、どこでもタイムラプスマシンとして使うつもりです。

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