虚構と現実のあいまいな境界に横たわるイングラム

吉祥寺のパトレイバーのイベントで展示された実物大イングラムを撮影しに行ってきました。
開始時間を勘違いして出遅れてしまい、デッキアップを一度しか、しかも後方からしか見ることは出来ませんでしたが、久しぶりに心躍らされるイベントでした。

特車二課という架空の部署の整備員と特殊車両の周囲を、実在の警察官が交通整理を行うという情景。
駅前の雑然とした景観の中に横たわるイングラムと、それを取り巻く大勢の人々。
さらに、空には(黄色くはないけれど)飛行船が飛ぶという出来すぎた状況と、独特な空気感に包まれながら、撮影を続けました。

通常、マンガやアニメのキャラクターを現実の空間に置くと、何らかの違和感を感じるものですが、東京の街角に置かれたイングラムは、日常の光景に溶け込むような不思議な存在に感じました。

なお、twitterでも散見される「税金の無駄遣い」という会話は僕も耳にしており、最初はどういう意図か分からなかったのですが、でかでかと「警視庁」と書かれていることから、事情を知らない人は警視庁が宣伝用に作ったものと勘違いしたようです。

4/20には、千葉のマリンスタジアムでの展示があるようで、もう少し余裕を持って撮れる事を期待しています。

AV-98 INGRAM

camera : Panasonic DMC-GH3
lens : LUMIX G VARIO HD 14-140mm
color garding : VisionColor OSIRIS(http://vision-color.com/osiris/) M31
music : Thundercloud by Psycho Tree
http://www.jamendo.com/en/track/1013967/psycho-tree-thundercloud

コメント