2014/02/17

雪化粧の横浜をタイムラプス

先週に続いて大雪となった雪化粧の横浜の街を、横浜ランドマークタワーからタイムラプスです。撮影当日は午後から晴れとの予報でしたが、一瞬、雲の切れ間が見えただけで曇り空のままだったため雪もあまり溶けず、昼、夜共に普段見たことのない景観を撮ることができました。
東京方向
ちょっとだけ青空が見えた
桜木町駅前
動線に沿って道が出来る
寒々とした感じが出るように、昼に撮影した画像は以下のように手を加えてみました。
元の画像
イコライザーを加える
クイックカラー補正でグリーンに振って、彩度を落とす
横浜スタジアム方向
ビルや家々の屋根に雪が積もる
夜は、雪の反射でみなとみらい周辺の夜景がさらに輝きを増していました。
観覧車は6時半頃に回転を停止
夜になってもビルや家々の屋根の雪は残ったまま
遊園地は営業を中止
横浜駅方向
赤レンガ倉庫方向
横浜線が折り返し運転のために本数が少なく、桜木町にたどり着くまでは普段より時間を要したのですが、撮影に行ってよかったです。

Snow Veiled YOKOHAMA
camera : PENTAX K-3
lens : PENTAX DA15mmF4ED AL Limited
lens : PENTAX DA18-55mmF3.5-5.6AL WR
music : Snowflakes(feat.Lii) by Fonogeri
http://www.jamendo.com/en/track/369912/snowflakes-feat.-lii


2014/02/08

タイムラプス動画の作り方2014 Part 5.チルトシフトで撮影する

自分は、タイムラプスを始めるきっかけがチルトシフトでした。mockmoonさんのTokyo Miniatureシリーズに痛く感銘を受け、自分でも撮りたいと真似ることから始めています。


船の科学館から撮影した、初代お台場ガンダムの動画が一番のお気に入り

撮影経験を積んで、最近は、かなり脳内イメージに近いものが撮れるようになってきました。

チルトシフトのエフェクトはスマホのアプリでの加工、カメラ内蔵やPhotoshopのフィルターとしても用意されていたりと、ソフト的な画像加工が充実している昨今ですが、レンズをチルトさせて撮影するのが、自分としてのこだわりだったりします。
GH3+ARAX TILT adapter+Nikon 20mm
ただ、CanonやNikonのチルトシフトなレンズは、新品で買うと安いものでも十数万レベルとかなり高価。比較的安価なSamyangの24mmでも$999の価格となっています。さらに、展望フロアからの撮影で構図のバリエーションを考えると、35mm前後と80mm前後といった画角の異なるレンズが必要になってきますので、まともに2本そろえると中古で購入したとしても20万以上の出費となってしまいます。

このため、チルトシフトを始めた際は、ARAX 2.8/35mm Tilt&Shift lens($670)と
ARAX 2.8/35mm Tilt&Shift lens
TILT adapter for use Kiev-C lenses on digital cameras($124)にBIOMETAR 2.8/80mmを組み合わせて使っていました。
BIOMETAR 80mm+TILT adapter
合計で約10万円程度の購入費用でした。

最近では、ARAXKIPONレンズベビーからマイクロフォーサーズとNEX用にチルトアダプターが販売されています。
レンズベビーは2万円台と高く、KIPONはグリスがべったりで扱いづらそうなため、ARAXのチルトアダプターをマイクロフォーサーズとNEX Eマウント用にそれぞれ購入し、Nikonのレンズを2本中古で購入しました。
 ARAX TILT adapter for use Nikon lenses on Micro 4/3 or SONY NEX $87
 Nikon Ai-S Nikkor 20mm F2.8 29,800円(中古)
 Nikon Ai-S Nikkor 50mm F1.8 16,800円(中古)
NEX-6+ARAX TILT adapter+Nikon 50mm
購入時の金額の合計は6万円台で、フランジバックの短いミラーレス機とチルトアダプターとの組み合わせで、より安価にチルトシフトな撮影可能となっています。


チルトシフトでミニチュア感を出すには、やはり俯瞰での撮影が適しています。展望フロアからの撮影の場合、窓ガラスの反射対策は必須です。ラバーフードやサンバイザーを使って室内の照明をさえぎります。
都内と横浜で主に撮影に使用している展望台は以下の7ヶ所で、お勧め順に記載しておきます。

1.六本木ヒルズ(Tokyo City View)
新国立美術館
ほぼ360度、東京の景観を撮ることができる。人が多いため、ベンチがある場所では待つ必要あり。イベントが多く室内照明の反射に注意が必要。


2.横浜ランドマークタワー(Sky Garden)
コスモクロック
横浜みなとみらいを中止とした景観を一望できる。ここも人は多い。売店などの照明を防ぐためのカーテンがあったりして、撮影への配慮が感じられる。


3.テレコムセンター
ガントリークレーン
コンテナヤードとガントリークレーンの動きが撮影できるのがお気に入り。訪れる人は少なく、椅子もあり、落ち着いて撮影できる。


4.サンシャイン60
真ん中が清掃工場の煙突
池袋駅方向の景観と首都高の車の流れがお勧め。人は多め。窓ガラスまでの距離が遠いため、身長の低い自分は撮影を続けていると足がつりそうになる。


5.世界貿易センタービル(Seaside Top)
東京タワーと六本木ヒルズ
営業時間が20:30までと短い。人は少なめだが、夕方になると夕日を撮ろうと東京タワー方向に人が並ぶ。レンズを窓ガラスに近づけないように等、いろいろと注意事項あり。


6.東京タワー
赤羽橋交差点
特別展望台がお勧めだが、フロアは狭く人も多いため、三脚は使うのは遠慮すべき。吸盤で窓ガラスに固定して撮影。保護フィルムに傷が多くちょっと残念。冬は窓ガラスが曇りやすい。


7.横浜マリンタワー
大桟橋
大桟橋に大型客船があるといい感じに撮れる。ここも、吸盤で窓ガラスに固定して撮影。結構ゆれる。

以前は、新宿の住友ビルなどの展望フロアも利用していたのですが、窓が一方向のみだったり、他のビルが近すぎたりと、最近はチルトシフトの撮影には行っていません。ちなみに、東京都庁の展望台は三脚禁止です。


撮影自体はシャッタースピードを固定しての連写と同様です。NEX-6はタイムラプスアプリにより1秒間隔でのインターバル撮影で代用します。

シャッタースピードは、昼はNDフィルターで1/5~1/2sec、夜はISO設定により1sec程度に調整します。NDフィルターは、晴れた昼間ならばND400が必要です。
絞りは、GH3ではF2.8~F4、NEX-6ではF4に設定しています。Nikonの20mmはF28の開放で使用した場合、絵が若干ソフトになります。ARAXのアダプターの場合はチルトの角度は最大8度ですが、8度だと周辺がボケすぎるため、6~7度程度で使っています。
NEX-6での設定例
JPGで撮る場合、編集時にエフェクトを加えた際に、特に夜はノイズが目立つ場合があるため、フォトスタイル(NEX-6ではクリエイティブスタイル)を昼と夜とで使い分けています。
 GH3 昼:スタンダードか風景、夜:ナチュラル(NR+3)
 NEX-6 昼:スタンダードか風景、夜:ポートレイト


編集で加えるエフェクトは2~3種類です。
イコライザーで全体を持ち上げ、クイックカラー補正でホワイトバランス、シャドウ、ハイライトを調整します。さらに、輝度&コントラストを追加する場合もあります。
元の画像
イコライザーでシャドウを含め全体を持ち上げる
クイックカラー補正でホワイトバランス等を調整
輝度&コントラストを追加してメリハリのある絵にする
元の画像
イコライザーでシャドウを持ち上げる
クイックカラー補正でホワイトバランスを調整
チルトシフトでの撮影は、ある意味自分のライフワークでもあるため、今後も、撮影を続けていきます。





2014/02/04

ずっと工事中の渋谷駅東口でタイムラプス

ずっと工事中の渋谷駅東口でタイムラプスです。この工事はいつまで続くのかと思っていましたが、東口、西口、渋谷川の整備も含めて2027年の完成を予定しているそうです。まだまだ先ですが、その頃には8Kでの撮影となっているかもしれませんね。
2027年まで工事は続くらしい
2012年にヒカリエから撮影したときと比べてみると、景観の変化がわかります。
2012年撮影
解体前の東急百貨店東館
地下鉄出口も工事中
地下鉄出口が完成
スクランブル交差点が見えるようになった
2012年撮影
東横線のかまぼこ屋根
かまぼこ屋根は解体済み
今回の撮影は、渋谷川の暗渠が開いているというのをtwitterで見かけて、撮影に出向いたのですがあまり動きがなく、銀座線の横のはたらくクルマの動きを中心に撮影しています。ヒカリエから撮ると午後はモロに逆光になるので、午前中に行ったほうがよさそうです。
中央は渋谷川の暗渠のふたが開いた部分
ドリルのようなもの
銀座線ホームはヒカリエ側に移設される
左に見えるのが新しい橋脚
動きとして面白かったのが、夜に作業をしていた土を掘削する機械。日立建機のテレスコクラム仕様機と呼ばれるものらしいです。ちょっとエイリアンを連想させるような外観です。
テレスコクラム仕様機
NEX-6で使用しているSONYのタイムラプスアプリがVer2.00にアップデートされたので、試しましたが、
1..露出変化へ追従しない
2.MFでのピント合わせが不可
という大きな2つの欠点が解消され、やっとまともに使えるようになりました。
夕暮れのシーンをNEX-6で撮影
夕暮れのシーンを撮ってみました。ビックカメラの大型ビジョンがあるためちょっとちらつきがありますが、ちゃんと露出が追従しています。

今回の撮影では、ブレードランナー感が溢れるスクランブル交差点側が見通せるようになったのが、自分にとっての最大の収穫でした。
不自然なぐらいハイライト補正をかけてみる
SHIBUYA Under construction
camera : Panasonic DMC-GH3
lens : LUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8
lens : Nikon Ai-S Nikkor 20mm F2.8
lens : Nikon Ai-S Nikkor 50mm F1.8
mount adapter : ARAX TILT adapter for use Nikon lenses on Micro 4/3
camera : SONY NEX-6
lens : SONY E 10-18mm F4 OSS
music: White Varnish - Dismay by White Varnish
http://www.jamendo.com/en/track/1029649/white-varnish-dismay