Panasonic LX100で横浜を撮る

LX100はチルト液晶とレリーズ端子があれば発売日に速攻で買っていたところですが、ある程度値段が落ち着くまで購入を見送っていました。年が明けて価格が上昇傾向になりかけたため、このタイミングで購入、まずは、横浜でビデオとタイムラプスを撮影しました。
LX100の一番のポイントは、このサイズでUHDの4K動画が撮れる事。UHDで撮りFHDサイズで編集することで、解像感の向上、トリミングによる構図の見直し、擬似的なズーム等、編集の自由度が高まります。

LX100は後付のアダプターなしでビデオの撮影で必要な可変ND等のフィルター付けられます。ただし、フロントリングとレンズの先端に若干の段差があるため、ステップアップリングを使用した場合、電源OFF時にレンズが完全に収納されず、次の電源ON時にエラーが発生してしまいます。このため、ステップアップリング使用時は、先端のフロントリングを外す必要があります。
手前がフロントリング、奥が自動開閉キャップ
ステップアップリングで手持ちのNDフィルターを使用
LX100ではGH4のようにCinelikeDは搭載されていませんが、それなりに色もいじれます。
今回、編集時には一手間かけてCineon LogをエミュレーションするLUTをあてた後に、フィルムプリントエミュレーションのLUTをあてて、クイックカラー補正とRGBカーブでハイライトとシャドウを最終調整しています。
元の絵
Cineon LogのエミューレーションのLUTをあてる
Kodak Vis3 50D 5203(DP)
フィルムプリントのエミュレーションのLUTをあてる
2383 FPE(D50)
クイックカラー補正とRGBカーブでハイライトとシャドウを最終調整
撮影時の設定は、フォトスタイルのナチュラルで、コントラスト:-5、シャープネス:-5、ノイズリダクション:-5、彩度:0としていますが、ちゃんと分かっている人が最適な設定を見つけてくれているようですので、このあたりを参考に設定を見直す予定です。

タイムラプスでは、手持ちでのハイパーラプスを試しています。ハイパーラプスは三脚をちょこちょこ移動しながら撮るのが一般的ですが、手持ちでの撮影をこの方が行っていて、いい感じの結果になっています。なお、この方は手持ちでの撮影だけでなく、歩道橋での撮影用にドリーを自作したりしています。
LX100で撮影後にワープスタビライザーで補正をかけてみると、思ったよりうまくいきましたが、人が近くを通る場合など補正しきれない場面もありました。ちょっと上向きに撮る等の構図や撮影場所を工夫したほうがよさそうです。
撮影した素材
ワープスタビライザー適用後
動画では1カットしか使っていませんが、宙玉はクローズアップレンズを買い足しながら試行錯誤して、結局、以下の構成になりました。焦点距離は24mmと28mmで使えます。
Soratama 72
Extension tube 72 20mm
step-up ring 62mm-72mm
step-up ring 58mm-62mm
step-up ring 52mm-58mm
close-up lens(+10) 52mm
step-up ring 43mm-52mm
close-up lens(+10) 43mm
LX100
宙玉

LX100はチルト液晶とレリーズ端子がないのが残念ですが、ビデオの画質も期待通りでしたし、A7SやGH4のサブとして活躍してくれそうです。宙玉での撮影は、今後LX100を使用する予定です。

Pnasonic LX100 YOKOHAMA

camera : Panasonic LX100
music : Come A Little Closer by Anne Davis
http://www.jamendo.com/en/track/1107415/come-a-little-closer
picture profile : Natural(Contrast:-5,Sharpness:-5,Noise reduction :-5,Saturation:0)
color grading : VisionColor ImpulZ(http://www.vision-color.com/impulz/) Kodak Vis3 50D 5203(DP)_CIN + Kodak 2383 FPE(D50)























Panasonic LX100 Time Lapse Cloudy Yokohama

camera : Panasonic LX100`
music : Escape by mXsProject
https://www.jamendo.com/en/track/149533/escape


















コメント