6年待ったフルフレームのPentax K-1でタイムラプス

できの悪いサムスンセンサーを搭載したPentax K-7で、ノイズに泣かされた日々も今となっては遠い思い出。あのころ夢見ていたPentaxのフルフレームがようやく登場しました。今ではすっかりSonyな人になってしまいましたが、6年待ってたので、発売日が4月28日に決定するとともにヨドバシに予約。入手後、早速タイムラプスを試してみました。
ちょっとだけ撮れた雲のタイムラプス
高いレンズを買っても素敵な絵が撮れるわけではないので、高くて重いF2.8の広角ズームと標準ズームはスルー。SonyのEマウントで長めの焦点距離のレンズを持っていないこともあり、安くて軽い28-105mmを併せて購入しました。

広角側がちょっと寂しいので、マクロでシフト可能というよくわからない仕様のLAOWA 15mmも購入。ただし、フルフレームで使うとすぐにけられてしまい、使えるシフト量はわずかです。
LAOWA 15mm F4 Wide Angle Macro with Shift
今回のタイムラプスでは、屋外の撮影は全てLAOWA 15mmを使用しています。若干、樽型の歪曲がありますが、思ったよりまともなレンズでした。威勢のいい光条の出方も僕好みです。
若干、樽型の歪曲あり
キラリーン
よ・こ・は・ま・そごー♪の駐車場
リニューアルオープンしたサンシャイン60へ行って、チルトシフトも試しました。a7RIIも同様ですが、RAWファイルサイズが42~46MB程度ありSDカードへの書き込み等、撮影後の処理時間が長くかかります。撮影間隔としては1~2秒程度必要なようです。
また、シャッター音は静かな方ですが、電子シャッターの設定もできません。チルトシフトは、やはり電子シャッターで連写も可能なa6300を今後使っていこうと思います。
池袋駅方向
水族館のアシカショー
バイクの講習会?
屋上でフットサル
雲がすぐに消えたり、べったりの曇り空という空模様だったため、その他は夜景や人の動きを中心に撮影しています。
銀座の歩行者天国でGenie mini
ランドマークタワーから本牧ふ頭
ランドマークタワーから氷川丸
バスの待機所をStarStaxで処理
a7RII比較で機能的に残念なのが、ISOオート時の下限シャッタースピードの設定が指定できないことです。絞り優先でISOオートにしてタイムラプスすると、1/50ぐらいのシャッタスピードを維持しようとして、どんどんISOを上げて行ってしまいます。
a7RIIを含めて最近のSonyのカメラは、Faster/Fast/Standard/Slow/Slower/1/8000 - 30”で設定が可能です。そのうち、PentaxというかRICOHに改善要望を出そうかなと思います。

PENTAX K-1 Time Lapse Test



camera:PENTAX K-1
lens:HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WR
lens:LAOWA 15mm F4 Wide Angle Macro with Shift
lens:MC ARAX 2.8/35mm Tilt and Shift
lens:Carl Zeiss Jena MC BIOMETAR 2.8/80mm and Tilt Adapter Pentacon Six
motion control time lapse device : Syrp Genie mini(https://syrp.co.nz/products/genie-mini)
music:Get to the Top by Alumo(https://www.jamendo.com/track/1284457/get-to-the-top)

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